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不動産鑑定ってなに?.... 

●不動産鑑定士とは・・・

不動産は、かかわり方により色々の価格がつけられますが、不動産の性格上、なかなか『適正な価格』(=不動産の価値)を判断することは、難しいものです。
不動産鑑定士は、法律によってこの『適正な価格』の評価を認められた唯一の不動産の専門家です。


●不動産の鑑定評価とは・・・

1. 不動産にどれほどの費用が投じられたか。(費用性)

2. 不動産がどの値段で市場で取引されているか。(市場性)

3. 不動産を利用してどれだけの収益が得られるか。(収益性)

の3面から検討、分析して不動産の価値を求める方法があります。



●宅建業者の無料査定と不動産鑑定評価の違いは・・・

宅建業者は査定で報酬を受け取ることはできません。

不動産鑑定業者は依頼者に不動産鑑定評価書を発行して鑑定報酬を受け取ることができます。

査定は、市場の不動産取引等の物件情報から経験的に示す達観的な性格の強い価格と言えますが、鑑定評価は不動産を取り巻くいろいろの条件を分析した、上記のような評価方式に基づいて試算決定するものです。


●鑑定評価書の内容は ・・・

1. 評価額と価格又は賃料の種類
2. 鑑定評価の条件
3. 評価する不動産の表示
4. 評価の依頼目的および条件と価格又は賃料の種類との関連
5. 価格時点(評価額の判定基準日)、評価を行った年月日(評価時点)
6. 評価額の決定の理由の要旨
7. 評価に関与した不動産鑑定士等の対象不動産に対する利害関係又は、対象不動産に 関して利害関係を有する者との縁故若しくは特別の利害関係の有無及びその内容
8. 評価に関与した不動産鑑定士等の氏名(資格を表示して署名押印する)

以上の記載事項のほかに必要に応じて、付属資料を添付します。